ストップロスとは
August 23, 2011
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ストップロスとは、いわゆる「損切り決済注文」のことです。
為替が想定と逆方向に進行して行ったときには、
ポジションには含み損が発生してゆきます。
相場がそこで転換すれば含み損は再び減少してゆきますが、
相場が逆進を深めれば、含み損はどんどん膨らんでゆきます。
そこで、一定以上に損失を拡大させないように、
あらかじめロスカット(損切り)ラインを決めておき、
そこに達したら損失確定する決済注文を出しておくわけです。
この、ストップロスは、初心者の講座などでは、
「ポジションを持つ時は必ず設定すること」と言われます。
そのわけは、初級者の陥りやすいトレードの失敗として、
損失を確定することが嫌なあまり、
含み損を抱えたポジションをズルズルと持ち続けて、
資金を全て失うことが、しばしばあるからです。
実際には、ストップなしで為替の逆行が進行した場合、
含み損が余剰証拠金(証拠金の余力)を越えると、
強制的にロスカットが行われ、ポジションがすべて清算され、
口座には最初の証拠金程度が残る形になります。
しかしながら、口座に充分計算された金額を用意しておき、
保有ポジションの限度をきちんと管理している限り、
相当程度の相場逆行が仮にあったとしても、
そう簡単に強制ロスカットラインに達するものではありません。
逆に、実際の取引上では、浅いストップロスは、
いわゆる「ストップ狩り」にかかってしまう可能性も高いので、
ストップロスは入れないという考え方もあります。
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